2002.10.10 デザイン変更

医療関係へ

抗酸化剤が予防と治療の鍵
Antioxidants: The Key to Prevention and Control
http://www.com.HealthNews/dparreweb
Parkinson's Diseasae: Is Victory in Sight?より
化学工学 理学修士 (MSc ChE) Hans R.Larsonのレポート
 ハワイ大学の研究チームは、

自然に発生する抗酸化物質である尿酸(uric acid)の血中濃度が高い人の方がパーキンソン病に罹る可能性が低い

と報告している。

「尿酸の血中濃度が高いと心臓病と痛風にかかる可能性が高くなり、血中濃度が低いチームと比べると死亡率が約30%高くなる」という事実はあるが、尿酸に関するこの報告は

強力な抗酸化剤はP病を防げるかもわからない

という説を証明するものである。

 既に発症しているP病の進行を遅くする実験も行われている。
 コロンビア大学のスタンリー・ファン教授は、

ビタミンCビタミンEを大量経口投与(それぞれ1日に3000mg 、3200IU)したグループは、投与していないグループに比べてL-ドーパの投与開始時期を2.5年遅らせることが出来た

と報告している。更に

ビタミンEだけではP病の進行を遅らせる事が出来ない

と後の研究で報告されている。おそらくビタミンCそのものか、ビタミンCビタミンEが混合されることによってP病の進行を遅らせる事が出来ると考えられる。

ビタミンCは水酸基ラジカル(ドーパミン細胞の破壊の主犯)を抑制するのに適しており、P病を予防し、進行を遅らせる有力な候補物質である。

水溶性のフラボノイド特にプロアンソシアニジン(ぶどうの種、松の樹皮からの抽出物)はビタミンCよりも強力な抗酸化物質であり、 脳内に入り込むことができる。
P病の予防、治療に適した優れた物質であるので,更なる臨床実験が待たれている。
補酵素Q10(ウビキノン)も脳内に入り込むことができる強力な抗酸化物質である。
最近の研究では、

サルにP病を発症させると、ミトコンドリアに含まれている補酵素Q10が減少する

ことがわかった。
この補酵素の減少がフリーラジカル破壊作用を増大させる。――補酵素Q10参照

 結論として
動物性の脂肪と糖分の摂取を抑えて、アルミニウム、マンガン、水銀、カドニウム、銅等の鉱物に長時間身をさらすことを避け、適切な量の抗酸化食品を摂取すればP病にかかる危険率は低くなる。
●原稿担当●ISO

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