障害者の医療費助成

障害者の医療費助成(通称マル障)は各都道府県が独自に行っている事業なので、都道府県によって助成内容には差があります。
例えば東京都では対象者が1、2級に限られるが、他の県では3級4級の手帳所持者にも一部助成があるところもある。
窓口は市町村の障害福祉(担当)課

各都道府県の障害者医療費自己負担

東京都の障害者医療

*障害者手帳1級と2級所持者の医療費の一部が、受給者証によって助成されます。
*医療保険の被保険者証と併用。
(「心身障害者の医療費の助成に関する条例」による)
※受給者証は特定疾患の医療券と両方持つことができる。

東京都の心身障害者医療費助成はそれまで無料(所得制限はあった)であったが、2000年9月から本人負担(現在は1割)が導入され、所得制限も強化された。
自己負担1割は全国でも異例。

心身障害者医療費助成制度(東京都)外部リンク
除外対象
*所得制限を超えている方
*65歳以上で新規に障害者手帳を取得した方など
詳しくは上記サイトを参照

入院時一部負担金は1割で、1ヶ月に40,200円を上限とする。
*入院時食事療養費標準負担額は、1日780円。
*外来(調剤薬局での薬剤支給・訪問看護・接骨院での施術を含む)のとき
外来一部負担金は1割となり、1ヶ月12,000円を上限とする。
※区市町村民税非課税の人は入院時食事療養費標準負担のみ負担

高額医療費の支給
@同一の月に複数の病院などで支払った一部負担金の合計が月の上限を超えた場合
A同一の世帯に属する複数のマル障対象者が病院などで支払った一部負担金の合計が月の上限を超えた場合
【外来のみの場合】 同一の月に病院などに支払った額の合計から12,000円を差し引いた額が高額医療費として払い戻される。
 

各都道府県の障害者医療費自己負担

東京民医連(外部リンク)ニュース(2002年10月20日付け)から

都道府県名 負担額
北海道 初診時のみ580円
青森県 1・2級負担なし、3級のみ老人保健法準拠
山形県 外来800円(月4回まで) 入院1200円/一日
新潟県 外来530円(月4回まで) 入院1200円/一日
富山県 65歳以上のみ負担、 1・2級負担なし
鳥取県 月額500円 広島県、 入院給食費のみ負担
福岡県 初診料、往診料のみ
長崎県 外来800円(月2回まで)、 入院1200円/一日、10月1日より負担引き下げ 9月30日までは外来800円・月4回まで
熊本県 外来月額1020円、 入院月額2040円
大分県 月額1000円
宮崎県 月額1000円
東京都 老人保健法準拠、 低所得者入院給食費のみ
これ以外の34府県は自己負担なし

 

参考例


<富山県入善町>
  • 重度心身障害者医療費助成
    • 身体障害者手帳1・2級 療育手帳Aをお持ちの方
      1〜59歳・・・ 世帯全員の合計所得額が1千万円以下の場合、医療費の全額を助成します。
      60〜64歳・・・ 所得制限がなくなり、引き続き医療費の全額を助成します。
      県内の医療機関であれば、保険診療分は請求書を提出することにより、支払う必要はなくなります。
      請求書は健康福祉課で作成します。
      県外分は領収書を添えて申請して下さい。
  • 心身障害者医療費助成
    • 身体障害者手帳3級・障害者年金・特別児童手当受給の方
      1〜64歳・・・ 医療費の3分の2を助成します。
      申請月から、領収書を添えて申請することにより、ご希望の口座に振り込みします。
      障害年金3級受給者の助成は70歳までです。
  • 軽度心身障害者医療費助成
    • 身体障害者手帳4〜6級をお持ちの方
      65〜69歳・・・ 外来1日530円・入院1日1200円の負担になります。
      県内の医療機関であれば、保険診療分は請求書を提出することにより、上記の負担額になります。
      請求書は健康福祉課で作成します。
      県外分は領収書を添えて申請して下さい。

<福岡県宗像市>
 対象者は3歳以上で、次の要件のいずれかに該当する人です。
  • 療育手帳Aか身体障害者手帳1級、2級を持っている人
  • 療育手帳Bと身体障害者手帳3級の両方を持っている人
  • 児童相談所か障害者更正相談所判定書で知的障害の程度が重度か最重度の人
  • 障害年金の受給者で、障害の程度が1級かつその傷病名が精神薄弱か精神遅滞の人
  • 特別児童扶養手当の受給者で、障害の程度が1級かつその傷病名が知的障害か精神遅滞の人
 なお、障害者医療該当者で65歳になった人は、同時に老人医療の対象となるので、誕生月内に手続きが必要です。手続きがない場合は、障害者医療が使えません。
 以上の条件に当てはまっても、生活保護法または福祉施設入所者で医療扶助を受けている人は、この制度の対象者にはなりません。
 病院などでかかった医療費のうち、初診料と往診料、入院時の食事代を除いた自己負担額を助成します。ただし、入院時の部屋代の差額や診断書料など健康保険の対象とならないものは除かれます。また、コルセットなどの補装具代を支払った場合にも医療費の請求ができます。
 なお、この制度は福岡県の制度ですから、県外で治療を受けた場合には自己負担部分をいったん全額支払う必要がありますが、後でその領収書を提出して払い戻しの請求ができます。

神戸市の重度心身障害者医療(外部リンク)

京都府亀岡市のサイトから
  • 福祉医療
    • 重度心身障害児(者)および母子家庭の母親や児童の疾病または負傷について公費負担します。
      【問い合わせ先】市役所(障害のある人)福祉推進課 障害者福祉係
      電話25-5031 FAX25-5511
  • 亀岡市心身障害者医療費補助金
    • 中度心身障害児(者)の医療費の一部を補助します。
      【問い合わせ先】市役所 福祉推進課 障害者福祉係
      電話25-5031 FAX25-5511