読者の広場

秋草さんの書

作品1「瑞雲」作品2「秋桜」作品3「天使」作品4「春潮」

 私は、デイ・サービス・センターでお習字に誘われたのを、パーキンソン病特有の字が小さくなり書けなくなったのを苦にして拒否していました。

 ある日、突然書いてみる気になりました。 小学校以来の太筆ですが、なんと書けたのです。
  右手の震えが、筆を持つ手が気づかぬままに止まっていたのです。
  見ていたみんなが驚きました。一番驚いたのは私!!

 「右手は自由に意のままに動く、知が働く。左手は意のままには動かないので、その人そのものが出る。して書くなら個性が表れてよい。個性を、自分らしさを表現する左手で…」
と先生は左手で書くことを盛んに勧められます。

書のサインが「恵津子」とあるのは右手、「えつ子」は左手で書いたものです。 違いが面白いでしょ。

梅便り
 桜だよりに菊便り
いつのまにやら
 喜寿を迎えて 

 
   秋草  2008年1月